長引く咳、空咳や肺炎の漢方

長引く咳のメカニズム~体内ではいったい何が?!

風邪のとき、熱が出て汗をかいたあと、「体のうるおい」が消耗します。

粘膜にうるおいがなくなると、「飲み物がないと不安」「常に咳が出ないか緊張する」「一度で出したら止まらない」そんなお悩みのご相談をよく受けます。

 

なかなか風邪が完治しない場合、風邪の邪気を追い出すために”免疫細胞”たちを総動員しているので、免疫が低下したままになっている場合が考えられます。

免疫細胞の材料である栄養、ミネラルは、食事や漢方由来で腸から吸収されるので、朝ごはんとみそ汁、おつけものなどで補いつつ、睡眠をしっかりとって、オートファジー機能を高めてあげることが重要となります。

 

 

なかなか養生ができない方は、体力気力アップの漢方や、チャガエキス~シベリア霊芝茶などを1日1杯ずつでも飲んでいくと、風邪の治りが早くなる、肺炎予防にも役立ちますよ♪体力が極端に落ちて仕事や家事で休めない方は、レオピンも有効です♪

 

 

 

症状別の空咳の漢方は?

◎症状別の空咳の漢方

《症状改善》

・声がれやのどの痛み、へばりつく痰に使う漢方:白龍散(余甘子、銀耳、真珠、薄荷、茶葉など)

・ストレス性の咳や声がれに:ばんらんのど飴(ばんらん根、レモングラス配合)

 

・肺のうるおいを増やし、咳を鎮める漢方:麦門冬湯

 

 

《根本改善》

・うるおいを増やし、肺や腎を強める漢方:けいぎょく膏(地黄+麦門冬)、亀板膠など。

・疲れがひどく、肺炎などが長期続いたときに役立つ漢方:レオピン(元気の回復)、麦味参(気とうるおいを補給)

◎漢方以外の口腔内ケア

 

・唾液を増やし、口の中の常在菌バランスを整え、バクテリアなど悪さをする菌を抑制するK12菌を住みつかせるというプロバイオティクス製剤。

 

舌が痛い、口内炎ができやすい、口臭が気になる方にはぜひ一度お試しいただきたいと思います♪40代~50代に多い歯周病や歯肉炎の予防になります。

 

◎味

味はスッキリミント味。歯磨き後に噛まずに舌の上で溶かすだけ。溶け終わるとすごく唾液があふれてきます♪(個人差がありますが私はあふれ出てきます)